遺伝子組換え
遺伝子組換え植物は、従来育種では出現しない形質の付与を実現する技術です。花においては、「青いバラ」や「青いカーネーション」など遺伝子組換えによってこれまで不可能であった色を持つ新しい品種の開発が行なわれています。遺伝子組換え技術の利点は、従来もっている有用な形質はそのままに、新たに形質を付与することができることです。
我々も、リンドウにおいて遺伝子組換え技術の確立を目指しています。現在、少しずつですが、遺伝子組換えリンドウの作出が可能となってきました。これまでのイメージとは一線を画したリンドウをお披露目できるよう研究を邁進しております。
写真は、これまでに当分野で作成した遺伝子組換えリンドウの一例です。
また、植物における新育種技術(NPBT : New Plant. Breeding Techniques)の開発も進めています。