リンドウ花弁着色抑制に関わる転写因子遺伝子の論文

投稿日: 2013/09/15 1:23:01

分子育種研究分野では、リンドウ花弁の着色抑制に働くと考えられるシングルMYB転写因子を解析し、論文発表しました。

花弁の着色抑制に働く転写因子遺伝子はリンドウで初の報告です。これらの遺伝子は遺伝子組換え技術による花色の着色抑制ツールとして利用可能であることをタバコを用いて証明しました。

現在、さらに、リンドウの花色発色制御機構の解明を目指して研究を進めています。

Nakatsuka et al.

Heterologous expression of gentian MYB1R transcription factors suppresses anthocyanin pigmentation in tobacco flowers.

Plant Cell Reports (in press)